ありがとうが、きちんと届くお別れを。

最期のお別れの時間は、たった一度きりです。
だからこそ、心の底から「これでよかった」と思えるお葬式をしてほしい。
それが、私たちの願いです。

最期の時間を、悔いのないものにするために

ご葬儀の後に、多くの方が口にされる言葉があります。

「もっとああしてあげればよかった。」

「ちゃんと話しておけばよかった。」

「この送り方で、本当によかったのかな……。」

それは、後悔というよりも、きっと「もっと大切にしたかった」「ありがとうをきちんと伝えたかった」という優しい想いの表れなのだと思います。
でも、その想いを後から悔やむのではなく、できるだけ生前から、そしてお別れの時間の中で、丁寧に形にしていくことができたなら──
お葬式は、悲しみの場であると同時に、「ありがとう」と「大丈夫」が静かに交わされる、優しい時間になるはずです。
「後悔しないお葬式」と聞くと、特別な何かが必要だと思われるかもしれません。
でも実は、そうではありません。

大切なのは「その人らしさ」を大切にすること

そして、送り出すご家族が「ちゃんと気持ちを伝えられた」と思えること。

たとえば、故人が大切にしていた趣味を飾った空間にしたり、好きだった音楽を流したり、思い出の写真を一緒に見返したり。
形式よりも、想いを形にする工夫こそが、後悔のないお別れへとつながっていきます。

とはいえ、ご葬儀のことは、いざというときまで深く考える機会が少ないものです。
「どうしていいかわからない」「何を選べばいいのか不安」
そんなお声もたくさん届きます。

だからこそ、

葬儀の不安に、私たちは一つひとつ寄り添います

ご家族の中で意見が分かれることもあるでしょう。
ご予算に限りがあることもあるかもしれません。
けれど、どんなご事情の中にも、「その人にしかできないお別れの形」は必ずあります。

私たちは、決して押しつけることなく、ご希望や不安、そして言葉にしづらいお気持ちにも寄り添いながら、後悔のないご葬儀を共につくってまいります。

お葬式は、人生の締めくくりであると同時に、残された人の「これから」を支える時間でもあります。
「ちゃんと送ってあげられた」
「きちんと気持ちを伝えることができた」
そう感じられることが、ご遺族の心を少しずつ癒し、次の一歩を踏み出す力になっていくと、私たちは信じています。

大切な人とのお別れが、「ありがとう」で満たされるように。
そして、見送る人も見送られる人も、心穏やかに向き合える時間となるように。
そんな葬儀を、一緒につくっていきましょう。

どうか、後悔のないお別れを。
私たちは、その想いにそっと寄り添います。